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2012.05/05 [Sat]
第2回北海道旅行 ~羽幌炭鉱~
麓に降りてビジターセンターをちょろっと見学し(後で気が付いたけど、3年前ここ寄ったかも?)、層雲峡を後にした。国道273号から旭川紋別道路に入り、道央道との合流地点へと向かう。ここでナビは右側の士別方面へと案内したわけだけど、それに逆らって左側旭川方面へ。なぜかというと、
その道を進んでも今日の目的地、羽幌には行けないからだ。
GWに入る直前、道内では急に気温が高くなったおかげで雪解け水による土砂崩れが多発してたんだよね。その中でも特に大規模なものが士別から苫前に抜ける国道239号の霧立で発生した。数百メートルにわたって道路がぐちゃぐちゃになっており、こりゃ当面復旧は無理だなって一目でわかるくらいの被害だった。そんなわけで、通れないんです、その道は!
う回路としては、旭川から更に下って、深川から留萌に抜けるのが適当と判断し、そちらのルートを取ることにする。まあその辺は慣れたもんだよ(笑)ダテに3カ月遠別に住んでいたわけじゃないさ~。
懐かしい留萌の街。相変わらず高速は街中まで伸びてないのね。。。しかし本当に懐かしい。ほら、そこを過ぎればマックスバリュ!!!せっかくなのでここで飲み水などを購入し、国道232号へと入る。日本海も見えてきたよ。こっちも白波立ってるなぁ。昨日の釧路ほどじゃないけどねぇ。帰路は穏やかな海が見れるといいんだけどな。

時刻は2時。今日は夜まで食べずにおこうかと思ったんだけど、せっかくなんで小平の鰊番屋に寄ることにした。ここも何度通ったことか…ってとこなんだけど、まだ名物のニシンそば食べてなかったんだよね。本場中の本場なのにさ。人気の道の駅だけあって、お客さんも多いけど、食事までする人はそんなにいないみたい。冷えた体にはあったかいそばは何よりの御馳走だよ~。期待通りにおいしかったね!

232号を更に北上。3年前とまったく変わらない…かと思ったけど、なんかやたらと風力発電の風車増えてない??以前から苫前の山の上とかにはあったけどさ。小平から国道沿いに何基も設置されたようだ。まあこの辺は条件的に向いてるみたいだし、このところの電力事情を考えると、更に増える可能性ありそう。
留萌→小平→苫前と通り過ぎ、予定よりちょっと早めに羽幌のお宿「佐渡屋旅館」に着いてしまった。まずは荷物を置かせてもらおう。宿帳を書いていると、横にあったパンフレットに目がいった。
「羽幌炭鉱探訪マップ」なるものがあるではないか!!!
そう、今回私が羽幌に宿を取った目的の一つがこれだったんだよね。ネットで調べて大体の場所は分かっていたんだけど、こんな良いものがあったなんて!!さっそく宿の御主人に色々聞いて、見学ルートは決まった。部屋に荷物を置いたら早速出かけよう!
案内されたお部屋。思ったより広くて快適そうだよ?ホントは羽幌で一番まともそうなサンセットプラザに宿を取るつもりだったんだけど、満室でさあ。仕方なく予約したとこで、あんまり期待してなかったんだけど、これはもしかしたらアタリかもしれない。

そして羽幌炭鉱へと出発。遠別にいたころはそんなものが残っているなんて全然知らなかったんだよね。それもそのはず、羽幌の街中からは遠く離れた場所だった。国道232号を稚内方向へ向かい、県道356号に入ってからかなり内陸に入りこむ。ようやく第一橋梁が見えてきたよ。他に車の往来はなく、すれ違うのはトラクターばかりという道なので、車を停めてゆっくり撮影できた。

第二、第三橋梁を通り過ぎ、左手に学校の建物が見えてきた。曙小中学校・太陽高校かな。

そこから表示に従って左折すると、いつクマが出てきてもおかしくなさそうなエリアに入る。羽幌に3か所あった炭鉱の中でも一番大規模だったという築別炭鉱だ。うーん、誰かいるかと思ったのに、無人だなぁ。。。右手に大きな建物が見えてきた。体育館の丸い屋根が特徴的な太陽小学校だね。まだ建物痛んでなさそうに見えるけど、もちろん廃校なのです。一時は宿泊施設として利用されていたらしい。

そして築別炭鉱を象徴するような建物が現れる。ホッパーと呼ばれる貯炭場だ。

この煙突はなんだろう。発電所の跡かなぁ?

つきあたりには病院の建物とかあったんだけど、かなり破損が進んでいるようだ。この辺りの道は時期的にまだ完全には開通していないらしく、あちこち閉鎖ゲートが閉まっている。携帯も圏外だし、さすがにちょっとコワくなって、それ以上先には進まないことにした。
県道まで引き返し、741号へ入る。その先にあるのは羽幌本坑のエリアだ。ここにも北辰中学校の建物が道沿いに残されている。

ちょっと高台になったところにあるのは、住居かなあ?

こちらのホッパーも現存していた。その後ろには運搬竪坑も見えている。上の方には羽幌炭鉱のシンボルマークまでしっかりと、確認できたよ。

選炭工場。こちらは迫撃砲でも撃ち込まれたんですか?ってくらいに壁の破壊が進んでるなぁ。

道の脇に本坑の坑道入り口発見。雪の多い時期だと見過ごしてしまうかもしれないくらいに小さい。

大体満足したので、未舗装の道を入らなければならない上羽幌エリアはパスすることにした。結構広範囲だねえ。やはりこれはガイドツアーに参加するのが一番良さそうだね。車窓見学だけでもぐるっと1周で1時間半はかかった。
旅館に戻り、まったりしていると、電話がかかって来た。夕食の準備ができたってさ。こちらの方も正直期待はしていなかったけど、随分バリエーションのある料理の数々が並べられている。おいしそうだな~。。うっかり写真撮れなかったのは失敗だった。まさかこんなまともな料理が出てくるとは思ってなかったんでね(笑)もちろん味も良し!普段米をあまり食べない私なのに、ごはんがすすむったらありゃしない。一番おいしかったのは、ホタテ貝柱のお刺身かな。今まで食べてたものと全然味が違った!後で聞いたら、さっきまで生きてた貝だからなんだって。
お風呂は普通の民家のものより若干大きめのタイプってくらいで特別なものではなかったし、アメニティもホテルとかに比べたら十分とは言えないかな。でも田舎のおばあちゃんとこに泊まりに来たみたいな気分になれるかも。
夜もとっても静かで、なんかほっこり安心して眠れそう。
その道を進んでも今日の目的地、羽幌には行けないからだ。
GWに入る直前、道内では急に気温が高くなったおかげで雪解け水による土砂崩れが多発してたんだよね。その中でも特に大規模なものが士別から苫前に抜ける国道239号の霧立で発生した。数百メートルにわたって道路がぐちゃぐちゃになっており、こりゃ当面復旧は無理だなって一目でわかるくらいの被害だった。そんなわけで、通れないんです、その道は!
う回路としては、旭川から更に下って、深川から留萌に抜けるのが適当と判断し、そちらのルートを取ることにする。まあその辺は慣れたもんだよ(笑)ダテに3カ月遠別に住んでいたわけじゃないさ~。
懐かしい留萌の街。相変わらず高速は街中まで伸びてないのね。。。しかし本当に懐かしい。ほら、そこを過ぎればマックスバリュ!!!せっかくなのでここで飲み水などを購入し、国道232号へと入る。日本海も見えてきたよ。こっちも白波立ってるなぁ。昨日の釧路ほどじゃないけどねぇ。帰路は穏やかな海が見れるといいんだけどな。

時刻は2時。今日は夜まで食べずにおこうかと思ったんだけど、せっかくなんで小平の鰊番屋に寄ることにした。ここも何度通ったことか…ってとこなんだけど、まだ名物のニシンそば食べてなかったんだよね。本場中の本場なのにさ。人気の道の駅だけあって、お客さんも多いけど、食事までする人はそんなにいないみたい。冷えた体にはあったかいそばは何よりの御馳走だよ~。期待通りにおいしかったね!

232号を更に北上。3年前とまったく変わらない…かと思ったけど、なんかやたらと風力発電の風車増えてない??以前から苫前の山の上とかにはあったけどさ。小平から国道沿いに何基も設置されたようだ。まあこの辺は条件的に向いてるみたいだし、このところの電力事情を考えると、更に増える可能性ありそう。
留萌→小平→苫前と通り過ぎ、予定よりちょっと早めに羽幌のお宿「佐渡屋旅館」に着いてしまった。まずは荷物を置かせてもらおう。宿帳を書いていると、横にあったパンフレットに目がいった。
「羽幌炭鉱探訪マップ」なるものがあるではないか!!!
そう、今回私が羽幌に宿を取った目的の一つがこれだったんだよね。ネットで調べて大体の場所は分かっていたんだけど、こんな良いものがあったなんて!!さっそく宿の御主人に色々聞いて、見学ルートは決まった。部屋に荷物を置いたら早速出かけよう!
案内されたお部屋。思ったより広くて快適そうだよ?ホントは羽幌で一番まともそうなサンセットプラザに宿を取るつもりだったんだけど、満室でさあ。仕方なく予約したとこで、あんまり期待してなかったんだけど、これはもしかしたらアタリかもしれない。

そして羽幌炭鉱へと出発。遠別にいたころはそんなものが残っているなんて全然知らなかったんだよね。それもそのはず、羽幌の街中からは遠く離れた場所だった。国道232号を稚内方向へ向かい、県道356号に入ってからかなり内陸に入りこむ。ようやく第一橋梁が見えてきたよ。他に車の往来はなく、すれ違うのはトラクターばかりという道なので、車を停めてゆっくり撮影できた。

第二、第三橋梁を通り過ぎ、左手に学校の建物が見えてきた。曙小中学校・太陽高校かな。

そこから表示に従って左折すると、いつクマが出てきてもおかしくなさそうなエリアに入る。羽幌に3か所あった炭鉱の中でも一番大規模だったという築別炭鉱だ。うーん、誰かいるかと思ったのに、無人だなぁ。。。右手に大きな建物が見えてきた。体育館の丸い屋根が特徴的な太陽小学校だね。まだ建物痛んでなさそうに見えるけど、もちろん廃校なのです。一時は宿泊施設として利用されていたらしい。

そして築別炭鉱を象徴するような建物が現れる。ホッパーと呼ばれる貯炭場だ。

この煙突はなんだろう。発電所の跡かなぁ?

つきあたりには病院の建物とかあったんだけど、かなり破損が進んでいるようだ。この辺りの道は時期的にまだ完全には開通していないらしく、あちこち閉鎖ゲートが閉まっている。携帯も圏外だし、さすがにちょっとコワくなって、それ以上先には進まないことにした。
県道まで引き返し、741号へ入る。その先にあるのは羽幌本坑のエリアだ。ここにも北辰中学校の建物が道沿いに残されている。

ちょっと高台になったところにあるのは、住居かなあ?

こちらのホッパーも現存していた。その後ろには運搬竪坑も見えている。上の方には羽幌炭鉱のシンボルマークまでしっかりと、確認できたよ。

選炭工場。こちらは迫撃砲でも撃ち込まれたんですか?ってくらいに壁の破壊が進んでるなぁ。

道の脇に本坑の坑道入り口発見。雪の多い時期だと見過ごしてしまうかもしれないくらいに小さい。

大体満足したので、未舗装の道を入らなければならない上羽幌エリアはパスすることにした。結構広範囲だねえ。やはりこれはガイドツアーに参加するのが一番良さそうだね。車窓見学だけでもぐるっと1周で1時間半はかかった。
旅館に戻り、まったりしていると、電話がかかって来た。夕食の準備ができたってさ。こちらの方も正直期待はしていなかったけど、随分バリエーションのある料理の数々が並べられている。おいしそうだな~。。うっかり写真撮れなかったのは失敗だった。まさかこんなまともな料理が出てくるとは思ってなかったんでね(笑)もちろん味も良し!普段米をあまり食べない私なのに、ごはんがすすむったらありゃしない。一番おいしかったのは、ホタテ貝柱のお刺身かな。今まで食べてたものと全然味が違った!後で聞いたら、さっきまで生きてた貝だからなんだって。
お風呂は普通の民家のものより若干大きめのタイプってくらいで特別なものではなかったし、アメニティもホテルとかに比べたら十分とは言えないかな。でも田舎のおばあちゃんとこに泊まりに来たみたいな気分になれるかも。
夜もとっても静かで、なんかほっこり安心して眠れそう。
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